一陽来復と冬至のはなし

今日、12月21日(土)が今年の冬至です。
一年で一番、昼の時間が短く、夜の時間が長い日。
今日を境に、春に向う。
今日を境に、昼の時間が伸び、夜の時間が短くなる。
暦の上では、冬至は冬の頂点であり、陰気の頂点です。


ちなみに、今年の夏至は6月21日(金)でした。
今年の夏も暑かった・・・ですね。


夏至までは陽気が優勢です。
陽気の頂点である夏至を過ぎれば、一転して陰気が優勢となる。
陰気は冬至で頂点となり、冬至を過ぎればまた、陽気が優勢となる。
陰気と陽気は交互に移り変わって行く。


「陰極まれば陽となる」
陰気と陽気の変わり目、一転する日、冬至が「一陽来復」です。


一陽来復という言葉が好きです。
くるっと一周して福がやって来る気持ちになるからです。


昔、茶道のお稽古に通っていた頃は、
先生が、年に一度、「一陽来復」の掛け軸を掛けてくださいました。
それを見て、弟子の私たちは、
「今年も私たちにも、一応、福が来た!一応来福だね」と盛り上がりました。
その度に先生は笑いながらも、
「一陽来復ですよ、きちんと覚えなさい」と窘めてくださいました。


お点前の覚えが悪くても、作法が怪しくても、
プライベートがままならなくても、
至らぬ点が多すぎる未熟者の私たちにも、もれなく福が来てくれる。
肯定感に包まれる言葉。

陰気と陽気は交互に移り変わる。 

これは昼と夜が交互に移り変わるのと同じです。
昼は活動し、夜は眠るのとも同じです。
どちらかが良い、どちらかが悪いのではなく、
どちらも必要です。


人の感情も同じではないだろうか。
四六時中、陽気でハイテンションな人はいない。
陽の活動時間が終われば、陰のな静かな時間に、
心や身体を休めたり、整理したり、次の活動期間に備えてることができる。
陰気は悪ではない。


どうか、月日は巡ることを忘れないでほしい。
季節は止まっていない。
季節は移り変わる。暦も移り変わる。運気も移り変わる。
目には見えないものは、移り変わっていく。


なにかに囚われていないか?
それは執着ではないか?


停滞していると感じる人は、外を見て移り変わる季節を感じてほしい。
「変えられない」と「決め」たのは自分ではないのか?





写真タイトル『今夜は柚子湯にしましょ』






きらめく赤いクリスマスツリー
2024年 甲辰年の、立春の紅梅
雨上がりの夏至の夕べ。マジックアワー。




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