夏至と恋占いのはなし

今年の夏至は、昨日6/21(金)でしたね。


ところで、映画「夏至」を観たことはありますか?

美しい映像、暑いベトナム、コントラスの強い色彩。
登場人物の女性がしょっちゅう炊事をして、髪を洗うので、水気の多い映画です。
印象的な映画なので、夏至が来ると思い出します。
この映画の影響なのか、「夏至」と聞くとロマンティックで魅惑的な気持ちになります。
皆さんは、夏至にどういう気持ちになりますか?

ヨーロッパの各地では、「夏至祭」が執り行われます。

そして、「夏至祭」の最中には、さまざまな恋占いもあるそうです。
婚期を占うもの、未来の配偶者と出会えるもの。
夏至祭がある意味、男女の「出会いの場」になっているのだと思います。
恋をするには、まず出会わないと!ですね。


昼の時間が、一年で一番長いということは、
太陽の恩恵を、一年で一番、最大限に得られるということ。
その恩恵の力を借りて、「良き出会い」を実行するのは納得ですね。


日本では、三重県伊勢市の二見興玉神社で「夏至祭」として、禊を行うそうです。
「出会いの場」ではなく、禊です。
それ以外に著名な「夏至祭」はないようです。
むしろ、夏至を少し過ぎた頃に行われる「夏越しの祓」の方が一般的ですね。
ヨーロッパの「夏至祭」とは性質が異なるので、「良き出会い」は期待できないですね・・


はたまた、最近行われているイベント「キャンドルナイト」は夏至の夜ですね。
このイベントの性質は、癒しや自然環境を考えるものですね・・


いったいどこで、出会いましょうか・・?



さて、この図の、
『実際(太陽暦)の』が、現在、実際に使っている暦の季節です。
私の占い(算命学)の季節は太陰太陽暦のことですが、
ここではより分かりやすいように『占いの』と書きました。


私の占いでは、
夏至は、夏の真ん中であるという意味はありますが、
夏至に行うと良いものは、特にはありません。


持って生まれた宿命を土台にして、
断捨離すると良いタイミングや、欠点を直すと良いタイミングや、
生き方を決めるタイミングなどはあります。
または、好きな人が現れやすいタイミングや、好かれやすいタイミングも分かります。
どんな人を好きになるのかも分かりますので、相性占いができます。


ただ、私の占いで分かるのはポテンシャルなので、
もし本人も相手も、自分のポテンシャルに気づいていない場合は、
「当たっていない」と思われるかもしれません・・

どんなときに、恋占いをしますか?
恋占いで何が知りたいですか?



「あの人がどう思っているか?」ですか?
それは本人に直接聞くのが一番手っ取り早いのですが、聞けないから恋占いをするのですよね・・
前述のとおり、ポテンシャルは占えますが、現実を変えないと現実のカップルにはなれません。
「あの人が恋愛対象として意識」してくれるような行動も必要です!
現実=行動です!


または「運命の人がいつ現れますか?」ですか?
現れやすい時期は占えますが、運勢は相手を連れて来てはくれません。
現れやすい時期に、実際に何か行動してください!


もし何も見えてこない人は、
年に一度、夏至の日に恋占いをしてみるのもいいかもしれません。
自分で気づいていなかったポテンシャルが分かりますよ。
そして、ロマンティックな気持ちにならないと恋には落ちませんよ。




写真タイトル『水気の多い、夏至の夕暮れ 』





ピンクのチューリップの花束




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