相性はとっても奥が深いのです。
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人が居るところに人間関係の苦労あり。
今回は、恋愛・結婚の相性にフォーカスを当てます。
そんな季節だと思うので。
惹かれる相手は、
自分が持って生まれた宿命と、現在まわっている運勢と、現在自分がどんな状況なのかによって、異なります。
以下3要素の組合せです。
・宿命
・現在まわっている運勢
・現在の状況
イメージしやすいように置き換えてみます。
・宿命 ⇒ 自分
・現在まわっている運勢 ⇒ 20代・30代
・現在の状況 ⇒ 大失恋した直後
するとこうなります。
・自分が20代の頃に大失恋した直後に好きになる相手
・自分が30代の頃に大失恋した直後に好きになる相手
全く違うな、と想像できると思います。
さらに仮定します。
自分が30代の頃に大失恋した直後に好きになる相手
・A ⇒ 自分(宿命)
・B ⇒ 30代の頃(現在まわっている運勢)
・C ⇒ 大失恋した直後(現在の状況)
Aは宿命から読み取れます。
Bも宿命から読み取れます。
Cは本人からの聞き取りです。
A+Bは、生年月日(宿命)から読み取れるので、生年月日を入力するだけの無料占いでも導きだせるでしょう。
B+Cは、あなたと付き合いの長い友人知人なら察知して解説できるかもしれません。
しかし、A+B+Cとなると、対面鑑定の方が精度が高くなるわけです。
手前味噌ですが。
相性を知りたい相手についても同様です。
相手のA・B・Cを割り出し、あなたのA・B・Cと比較して、
どれくらい合致するのか、へだたりがあるのかを鑑定します。
私の占い(算命学)では、
結婚は長い時間を共にするので、価値観において似た部分が多い方が良い。
その方が人生の目的も一致するし、お互いを分かり合えるから、と言われています。
価値観や人生の目的は、A(宿命)から割り出します。
しかもチェック項目が約20項目あり、その内いくつ一致するのか?と見ていきます。
(もし完全一致してしまうと、それはそれで支障が出てしまうのですが、その話は割愛します)
では、Aの価値観がほとんど一致して、相性ぴったりの相手と幸運にも巡り会ったとき、必ず惹かれるのか?恋に落ちるのか?
これがNOなのです。
私が鑑定してきたなかでは、ですがね・・
人間の不思議(エゴ)、人生の醍醐味としか言いようがないですがね・・
恐らく、価値観ほぼ一致の相手とは、一緒に居て空気のような自然すぎる相手なのかもしれません。
ほぼ一致なので引っかかりがないのですね。
惹かれる相手というのは、最初はなんとなく気になる人だったりしませんか?
自分と違う部分があるから、なんとなく気になる、引っかかる、目が離せなくなる・・
そこから始まるのでは、ないでしょうか?
奥が深いと思いませんか?
A・B・Cの話に戻します。
全体の相性100%のうち、A・B・Cの割合の話です。
A+Bで50%、Cが50%なのか?
これもまた奥が深いのです。
・A ⇒ 宿命
・B ⇒ 現在まわっている運勢
・C ⇒ 現在の状況
A+Bが20%しかなくても、Cが80%になれば良いのです。
(分かり難いでしょうか・・?)
相手のA+Bと、あなたのA+Bの、一致率が低くとも、
Cで補い合えばいいのです。
まるで・・
脳の、ある機能が損傷したためリハビリを続けると、
損傷した領域を補うように、別の領域の機能が発達する。
機能を肩代わりする現象が起こるのです。
それに似ているなと私は思います。
だったらどんな相手でもいいじゃん!相性なんて関係ないじゃん!
と、思うかもしれませんが・・
実際のところ、Cで補い合うのは簡単な話ではありません。
四六時中、相手を慮って、尊重して、優先するのは並大抵なことではありません。
人間は自我の塊ですから。
ですからやはり、A+Bの一致率が高い方が良い、という話に着地します。
ちなみにCの話をすると。
自我の強すぎる人は、恋に落ち難く、他者に心惹かれたり、心を持っていかれたりすることがないのですね。
「恋は出会い頭の事故のようなもの」と聞きますが、
占いで見てもその通りです。
恋は錯覚状態に近いのです。
自我の強すぎる人は、錯覚を起こさないので、
他者に心を持っていかれることがないのです。
ではどうするのか?
Cをイレギュラーな状態にするのです。
通常では錯覚を起こさないので。
何かショックなことが起きて、落ち込んでいるとき、などです。
しかし、イレギュラー状態を自分で作り出すのは難儀ですので、
お勧めしている方法は、「キュンキュン・スイッチ」を磨くことです。
恋愛ものの映画や小説・漫画を読んで、キュンキュンする練習から始めることをお勧めしています。
長々と書きましたが・・
斯様に相性を解説すると、長い話になるのです。
もしいまパートナーと共に過ごしている人は、
パートナーと出会う裏側では、こんな長い話が隠れていたのです。
だから、「出会えた奇跡」と呼ぶのではないでしょうか。
どうか奇跡を味わい、感謝の気持ちを忘れずにいてください。
写真タイトル『 I wis h you a merry Christmas!』
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