自分らしさの正体

自分らしく生きることを求められている時代ですが、

皆が皆、なにが自分らしいのか把握しているのだろうか?

自分らしいってなに?

自分の「自分らしい」ってなんだろう?
って思ったりしませんか?
自分らしさが分からない人は、どうすればいいのだろうか。


どんな生き方が自分らしいのか分からなくて、
遠くまで探しに行く。
それでもなかなか見つからない。
海の向こうまで探しに行っても、見つからない。
見つからなかった。でも気づいたことがある。

「自分らしさ」は、遠くにはなくて、もっと近くにあるのだ。

自分の中にあるのだと。
探すべき場所は、自分の中なのだと。


では、海の向こうまで行った、この自分探しの旅は無駄だったのだろうか。
そうは思わない。無駄ではなかった。
何故なら、
遠くまで探しに行ったからこそ、自分の中にあるのだと気づいたから。


では、遠くまで探しに行けない人はどうやって気づくのだろうか。


例えば、
やりたいことだけをやるとしたら?それは何だろう?
イメージしてみる。


やりたくないことは手放して、
ストレスフルな状況から自分を切り離して、
しがらみとか色々取っ払ったあとに残るものが、
「自分らしさ」ではないだろうか。


例えば、
辛い状況にいる人が、病に倒れ、身体は動かないけど考える時間は沢山あるとき。
自分自身の今までとかこれからとかを考えるしかなくて、
向き合ったとき、
やっぱりこれだけは捨てられない!と気づくことがある。
それが「自分らしさ」。


でも現代は、生活するためにお金が必要で稼がなきゃとか、
○○しなきゃとか、色々あるから、
単純に自分らしさを優先して生活できなくて・・
難しくなってくるのですが・・


もしかしたら、「自分らしく生きる=幸せ」かもしれない。


ああ、これは逆もまた然りですね。
自分らしく生きることは幸せである。
幸せとは自分らしく生きること。
幸せも自分で決めることですしね。


もちろん、私の占いでも「自分らしさ」を明示することはできます。
「自分らしさ」を知るひとつの手段として活用してもらいたい。
宿命から読み取れます。


「あなたは本来こういう人ですよ」
「○○があなたらしさですよ」
「こういうポテンシャルがありますよ」
このように色々と説明をして、納得いただける場合はいいのですが、
本人が「自分らしい」と納得してくれないと、「自分らしさ」が成立しないようです。
どうしたものか・・


結局のところ、自分で決めるしかないのですね。
「これが自分らしさだ!」と。

思考だけが唯一残された自由ですね。





写真タイトル『旅に出たら、帰ってきてね』




 






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